ハセガワ最初の1/48 F−15Eのキットを購入して、すぐに完成させた作品である。
その当時のモデルアートの記事を読むと、キット指定のマーキングとするには、胴体上面のエア・ブレーキの形を変えなければ、正確ではないと書いてある。
そこで、私はそのうち別売りのデカールが量産型の機体で発売されるであろうと思い、キットのデカールは注意書きなどしか使用せず、仕上げのクリアーもかけなかった。
しかし、しかしである。F−15Eの部隊配属時の塗装は、作例のようなチャコール・リザードではなく、ガンシップ・グレーだったのだ。
私の思惑は見事にはずれ、かといって今さらガンシップ・グレーで再塗装するのも、もったいないと思い、中途半端な状態でいる。
ま、今となっては主輪もC型のままだし、それが収まる所のドアも膨らみが無いなど、量産機との違いがあるが、当時は分からなかったと思う。
たくさんのクラスター爆弾の工作が面倒だった記憶がある。