フォークランド紛争がなければ、きっとこの作例もなかったかも知れない。
紛争の後、No.23Sqnが同地へ移動し、本土防空が手薄との事で、急遽米国から余剰のファントムJ型を購入し、編成されたのが
作例のタイガー・スコードロン(No.74Sqn)である。
正式名称はファントム F.3らしいが、F−4J(U.K)が一般的らしい。
胴体の横の、丁度FG.1やFG.2の排気口の部分が、同様に丸く塗装されているが、これは編隊を組むときに目安となるようにとの事である。
以前模型雑誌に、意味不明と書かれていたが、手持ちの洋書に記述があった。
作例は、パネルラインもそのままに完成させ、塗装後パネルラインをナイフの刃でなぞり、ラインを出した。