今年の2月頃に、出身地の横浜へ引っ越そうと、不動産関連の関連会社に連絡を取ったのが、つい昨日のように思い出される。物件は比較的早くに決まった。予算とおおよその沿線を決めていたからだと思う。
結局、出身中学から歩いて1〜2分の所に住む事になったが、家の完成は7月下旬か8月上旬との事だったので、引越しもその頃になると分かっていたが、特に7月中旬までは、何もせずにいた。(部屋の余裕が無いので、事前に梱包などが出来なかったのも、理由の1つではある。)
建築中の我が家
ルーフ・バルコニーからの、みなとみらいの眺望
正面右が工作室
1994年に、沖縄から神奈川へ戻ってきた時は、模型の完成品はショーケース(カップボードとして売っていたもの)の棚に、発泡スチロールをガム・テープで固定し、つまようじをそれの前後に刺して、輪ゴムで翼を止めて搬送した。到着した完成品は、ほとんど壊れていなかった。
今回は、その時と比べて、完成品の数が多いのと、車で1〜2時間の場所への引越しなので、引越し本番前に妹と妹の車で、事前に運ぶ事にした。勿論、大量のキットも運び込む事とした。完成品は積み重ねる事が出来るよう、箱に詰めた。下の画像がその状態であるが、危険を承知で、重ねてしまった。
左側の画像は、1/48のメッサーシュミットを詰め込んだ状態。右は同スケールのP-51各タイプである。箱があまり大きくないので、大型の完成品は、キャンバスに載せて、車の座席の下に潜り込ませたものもある。ウォーターラインのように小さいものは、単純にキットの箱にならべて、やはり座席の下に置いて運搬した。下の画像がそれ。
以上の方法で、事前に新居に運び込み、自分の部屋の床下やクローゼットにしまいこんだ。結論から言うと、運搬時の破損はそれほどでもなかったが、床下や箱から出す時に、結構壊れてしまったケースが多かった。大体破損する個所は決まっていて、アンテナやピトー管、機銃や車輪を含む脚関係、およびミサイルなどの兵装などである。
上左の画像は、典型的な破損を受けた、1/48のレベル A−6Eイントルーダーであるが、右は製作時および、その後の補修のいいかげんさを証明してしまった、1/9のBMW−R75である。補修は主にピンバイスと真鍮線、それと瞬間接着剤等を用いて行っている。下左の画像は修理した状態(塗装はこれから)である。その後の画像は、2000年11月18日現在のクローゼット内を除く、部屋の中のキットの様子である。パソコン ラックの上の古〜い古〜いステレオ(何と29年前のオンキョー Integra 725!)の上や、飾り棚の上(衣装ケースの中も、箱から出したプラモ キット)、それと書棚の上と床下!である。